5月5日、『Kickoff』は「元南アフリカ代表FWベニー・マッカーシーは、行きつけの理髪店で強盗被害に遭った」と報じた。
ベニー・マッカーシーは1977年生まれの37歳。アヤックスやセルタ、FCポルト、ブラックバーンなどで活躍した名ストライカーで、南アフリカ代表としても2度のワールドカップ、3度のアフリカネイションズカップに出場した選手として知られる。
2013年にオーランド・パイレーツでプレーしたのを最後に現役引退し、現在UEFAのA級コーチングライセンスを取得するなど指導者としての道を歩んでいる。
記事によれば、マッカーシーは5日の午前11時にORタンボ空港に降り立ち、コアレット・ドライブにある行きつけの理髪店を訪れたものの、午後1時に事件に遭遇したとのこと。
2007年製と思われるBMW3シリーズから降りてきた4名の武装したグループが店内に侵入し、銃を突き付けてマッカーシーの腕時計、イヤリング、結婚指輪などを奪って逃走したとのことである。
幸いにしてマッカーシーはショックを受けているものの怪我はなく、貴重品と金銭を奪われただけであったとのこと。
治安の問題が話題に上がることが多い南アフリカでは、昨年代表GKのセンゾ・メイワが強盗に射殺される事件が発生しており、この数か月でMFシブシソ・ヴィラカジ、代表監督エフライム・マシャバの2名が空き巣被害に遭っている。