5月27日、『Gazzetta dello Sport』は「もし八百長スキャンダルの捜査で裁判所に召喚された場合、アントニオ・コンテ氏は代表監督を辞任する可能性がある」と報じた。

この数年で3度の大規模な八百長スキャンダルに見舞われたイタリアサッカー界。第1次カルチョポリではユヴェントスが降格処分を受けるなど多くのクラブが処分を受け、第2次事件ではセリエB以下の多くの試合が操作されたことが発覚した。

その中でクリスティアーノ・ドーニやステファノ・マウリなど現役選手、ジュゼッペ・シニョーリなど過去の名選手が有罪と判断されてきたが、現在イタリア代表を率いているアントニオ・コンテ監督もその捜査の対象となっている。

2010-11シーズンに率いていたシエナで、八百長が行われていたことを認知していたにもかかわらず報告をしなかったことから資格停止処分を受けた。

しかし、捜査はこれで終わったわけではなく、再びセリエBの調査の一環としてアントニオ・コンテ氏が裁判所に召喚される可能性があり、その場合代表監督からは辞任するかもしれないと推測されている。

ただ、コンテ氏の弁護士を務めるレオナルド・カマラタ氏は「コンテはイタリア代表監督のポストに残ることを望んでいる。我々は調査の彼の部分を保管するか、あるいは速断するかのどちらかを要求した」と話しており、辞任は否定している。

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