5月13日、『FourFourTwo』は「2015年度アジアのサッカー選手ベスト50というコラムを掲載した。

ワールドカップアジア2次予選が開幕する今月に合わせて、その全50選手をQoly編集部でアジアを担当しているKのコメントとともにご紹介していこう。

40位:孫可(中国)

先日のアジアカップではサブという立場からのスタート。サウジアラビア戦では不出場だったのだが、ウズベキスタン戦で途中出場から決勝ゴールを奪取。

さらに北朝鮮戦では2得点を決め、チームのトップスコアラーになった。かつて2013年東アジアカップで日本を相手にゴールを決めたことでも知られる。

江蘇舜天の名ウイングとして長くプレーしているものの、国際的に多くの注目を集めることは今まであまりなかった。ストライカーがやや頼りないなか、サイドから点が取れる存在として今度の活躍に期待がかかる。

39位:カク・テヒ(韓国)

かつてイ・ジョンスの後釜として京都サンガに入団したことでも知られている韓国代表センターバック。「韓国代表最高のストライカー」とも言われるほどのセットプレー時の強さ、そして強烈なキック。攻撃でも重要な存在である。

近年は代表チームで出番が減少しているものの、灼熱のサウジアラビアリーグで強豪アル・ヒラルの絶対的なセンターバックとして活躍。まだしばらくは重要な存在であり続けるだろう。

なお学生時代に手術をした左目は失明と言えるほど視力が落ちていないそうだが、海外ではそこまで周知されてはいないようである。

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