サウサンプトンがクラブレコードとなる移籍金1800ポンド(約35.1億円)でDF獲得を狙うと『Mirror』が伝えている。
それによれば、サウサンプトンがトップターゲットにしているのはアトレティコ・マドリーのベルギー人DF、トビー・アルデルヴァイレルトだという。
ご存知の通り、アルデルヴァイレルトは昨季アトレティコからのローンとしてサウサンプトンでプレー。怪我もありながら26試合に出場し、堅守を誇った守備陣の一角を担った。出場した26試合中実に15試合がクリーンシートで、チームの失点数(33)も優勝したチェルシーに次ぐ記録であった。
この活躍を受けてサウサンプトンはクラブ史上最高額の移籍金を用意してアルデルヴァイレルト獲得に乗り出す用意があるという。これまでのクラブレコードは2年前にパブロ・オスバルド獲得のためにローマに支払った1500万ポンド(現レートで29.2億円)。ただし、アルデルヴァイレルトについてはチェルシーとトッテナムも興味を示しているそうだ。
なお、サウサンプトンはアルデルヴァイレルトを570万ポンド(約11.1億円)で完全移籍させるオプションを有しているものの、アトレティコ側がこの条項を150万ポンド(約2.9億円)で買い取ることができるために、獲得には巨額の支出が求められるようだ。