いよいよキックオフの時が迫ってきた女子ワールドカップの準決勝日本対イングランド戦。
連覇を目指すなでしこジャパンにとって、難しい一戦になりそうだ。
England take on Japan in the Women's World Cup semi-final tonight. Here's how the teams' stats compare. #SSNHQ pic.twitter.com/3pqpDIpwZS
— Sky Sports News HQ (@SkySportsNewsHQ) 2015, 7月 1
前回の2011年大会でもなでしこジャパンはイングランドに2-0と敗れている。
さらに、通算対戦成績は日本から見て0勝2分1敗。FIFAランキングでは4位につける日本だが、実は歴史上イングランドに勝利したことがないのだ。イングランドはこれが女子ワールドカップで初のベスト4であり、勢いにも乗っている。
しかし、そんなイングランド相手にも日本は以前、劇的な試合を演じたことをご存知だろうか?
舞台となったのは2007年のワールドカップである。
この時、日本とイングランドは同じグループAに入り、初戦で対戦した。試合は1-1で進んだのだが83分にケリー・スミスにゴールを許し1-2と日本はリードされる展開となっていた。
すると試合終了間際のアディショナルタイム、あの選手が奇跡を起こす。
なでしこジャパンの現キャプテン、宮間あやが劇的な直接フリーキックを突き刺したのだ!
表示されたアディショナルタイムは3分。さらに、ファールをもらった時点ではすでに3分が経過していた。
しかし、後に世界最高のプレースキッカーに成長する宮間は冷静かつ豪快にこれを蹴り込み、日本に貴重な勝ち点1をもたらしたのだった。