コパ・アメリカ2015はいよいよ準決勝が終了。

6月30日に行われたアルゼンチン対パラグアイの試合は、アルゼンチンが6-1と大勝している。

グループステージの第1節でも対戦した両チーム。この時は2-2というシーソーゲームであったが、ファイナルを懸けたゲームということもあってアルゼンチンは前半のうちから手を緩めなかった。

15分、27分にゴールを奪うと、後半開始早々の47分にも追加点。勝利を確かなものとした後も猛攻を続け、結局は6-1で勝利しチリが待つ決勝の舞台へと進出した。

さて、そんなこの準決勝だが、リオネル・メッシにゴールはなかった。

今大会、メッシはいまだ1ゴールとやや元気のない感じなのだが、このパラグアイ戦で見せたアシストがなかなかの神業であった。

ペナルティライン付近でこぼれ球を拾ったメッシは、味方選手とのパス交換でエリア内へと侵入。途中、バランスを崩して転倒してしまうのだが、完全に横たわったままイグアインへパス!

このパスをゴンサロ・イグアインが沈め、メッシのパスはアシストとなった。

静止画で見るとこの通り。

両手を地面につき完全に体が倒れた状態となっているが、足先だけのコントロールで決定的なパスを送るあたりは流石メッシ。試合が決まった状況でも、神業を見せてくれた。

コパ・アメリカ2015の決勝チリ対アルゼンチンの試合は、日本時間7月5日(日)午前5時キックオフ予定。

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