2014年ワールドカップでベスト8に入り、才能豊かなタレントを次々に輩出するベルギー。
ワールドカップに出場した多くの選手がプレミアリーグでプレーしており、エデン・アザールは2014-15シーズンのPFA年間最優秀選手賞に輝き、つい先日はクリスティアン・ベンテケのリヴァプール移籍が決定した。現在のプレミアリーグを語る上でベルギー人選手の存在は欠かすことができないだろう。
さて、そんなベルギー人選手について英国『Sky Sports』がこんなデータを紹介していた。
Belgian internationals have commanded some big transfer fees from @premierleague clubs. #SSNHQ pic.twitter.com/TrYJ2hb95v
— Sky Sports News HQ (@SkySportsNewsHQ) 2015, 7月 23
こちらは、プレミアリーグクラブに移籍した主なベルギー選手をまとめたものだ。
ポジションごとに紹介されており、その移籍金も載せられているのだが、その詳細を日本円で見てみよう。
・ティボー・クルトワ(ヘンク→チェルシー)
800万ポンド(およそ15億3000万円)
・シモン・ミニョレ(サンダーランド→リヴァプール)
1100万ポンド(およそ21億1000万円)
・トビー・アルデルヴァイレルト(A・マドリー→トッテナム)
1150万ポンド(およそ22億1000万円)
・リッチー・デ・ラート(ストーク→マンチェスター・U)
100万ポンド(およそ1億9000万円)
・ヴァンサン・コンパニ(ハンブルガーSV→マンチェスター・C)
670万ポンド(およそ12億8000万円)
・セバスティアン・ポコニョーリ(ハノーファー→WBA)
150万ポンド(およそ2億8000万円)
・ヤン・ヴェルトンゲン(アヤックス→トッテナム)
1000万ポンド(およそ19億2000万円)
・ナセル・シャドリ(トゥウェンテ→トッテナム)
700万ポンド(およそ13億4000万円)
・ムサ・デンベレ(フラム→トッテナム)
2000万ポンド(およそ38億4000万円)
・マルアヌ・フェライニ(エヴァートン→マンチェスター・U)
4250万ポンド(およそ81億6000万円)
・エデン・アザール(リール→チェルシー)
3200万ポンド(およそ61億5000万円)
・アドナン・ヤヌザイ(アンデルレヒトユース→マンチェスター・Uユース)
30万ポンド(およそ5700万円)
・ケヴィン・ミララス(オリンピアコス→エヴァートン)
530万ポンド(およそ10億1000万円)
・クリスティアン・ベンテケ(アストン・ヴィラ→リヴァプール)
4800万ポンド(およそ92億2000万円)
・ロメル・ルカク(チェルシー→エヴァートン)
3950万ポンド(およそ75億9000万円)
・ディヴォック・オリギ(リール→リヴァプール)
1000万ポンド(およそ19億2000万円)
・総額
2億5430万ポンド(およそ488億8900万円)
※レートは全て現在のもの
ティボー・クルトワやマルアヌ・フェライニ、ロメル・ルカクといった錚々たる顔ぶれが並んでおり、いずれも各クラブで中心としてプレーする(した)選手である。
これら16選手の移籍金を合計すると、2億5430万ポンド(およそ488億8900万円)にもおよぶのだという。
もちろん、ベンテケなどはヘンクからアストン・ヴィラに移籍した際に移籍金が発生しているためこれが全ての移籍金ではないが、これら16選手が動かした額であることは間違いない。
プレミアリーグでプレーするベルギー人選手は若いため、今後その市場価値がさらに上がることが予想される。時代はやはりベルギーにあり?