30日に行われたセリエA第2節の大一番ローマ対ユヴェントス戦。

試合は2-1でローマが勝利したのだが、試合を決めたのはボスニア・ヘルツェビナ出身の2人だった。

0-0で迎えた61分、ペナルティエリア付近でローマがフリーキックを獲得すると…

フリーキックの名手、ミラレム・ピャニッチがこの一発!

ユヴェントス選手の頭上超えたボールは勢い良くゴールへと向かい、見事な直接フリーキックが決まった。あまりのスピードに、相手GKジャンルイージ・ブッフォンは一歩も動くことができなかった。

2011-12シーズン以降、ピャニッチの直接フリーキックでのゴールはこれでセリエ通算8点目。これはアンドレア・ピルロの12本、フランチェスコ・ローディの9本に次ぐ数字である。

この後ユヴェントスはパトリス・エヴラが退場し、直後のプレーでローマに追加点が生まれた。

79分、この夏マンチェスター・シティから加入したエディン・ジェコが初ゴール!

ボスニア出身の2選手のゴールで、ローマが王者ユヴェントスから勝利を飾った。

『Opta』によれば、ユヴェントスがセリエAで開幕2連敗を喫したのはこれが初めてのこと。前年度のチャンピオンチームが翌シーズンを連敗でスタートするのは1941-42シーズンのボローニャ以来二度目のことであり、ユヴェントスにとってはかなり厳しいシーズンスタートとなっている。

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