シーズン開幕後も出場機会を確保できず、去就が注目されていたマンチェスター・ユナイテッドのFWチチャリート。
その移籍先はドイツの強豪レヴァークーゼンに決定した。
Woher stammt eigentlich der ungewöhnliche Name #Chicharito? Die Auflösung gibt's hier: http://t.co/lflFAiiUkJ pic.twitter.com/RcndyI6DNm
— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04fussball) 2015, 9月 1
昨シーズンはレアル・マドリーにローン移籍していたチチャリート。出場時間は少なかったが、UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝アトレティコ・マドリー戦では値千金の決勝ゴールを決め、チームの準決勝進出に貢献していた。
しかし、そんなチチャリートもローンバックしたユナイテッドではなかなかルイス・ファン・ハール監督の信頼を掴むことができなかった。ここまで4節を終えたプレミアリーグでの出場試合数はわずかに1。CLプレーオフのクルブ・ブルッヘ戦ではPKを蹴るもスリップして失敗してベンチには暗雲が立ち込めるなど、移籍のムードは日に日に強まっていった。
そんなチチャリートは移籍期限の最終日、ドイツへと飛びレヴァークーゼンと契約した。革命児ロジャー・シュミットの下でどんなプレーを見せてくれるのか今から楽しみでならないが、加入記者会見でユナイテッドを退団した理由を語ったようだ。
チチャリート(レヴァークーゼン)
「私は、自分自身が重要であり幸福であると感じられる状態に戻りたい。私は幸せを探したいんだ。
バイヤー(レヴァークーゼン)は、私が重要であり愛されていると感じさせてくれた。
だから、ここに来ることは難しい決断ではなかった。チームは、私が求められていると感じさせてくれたんだ。
重要なことを成し遂げられるよう手助けしたい。私はとても愛されていると感じた。
心とそして頭の中で、ものごとを達成できるよう望むよ」