9月29日、イングランド・プレミアリーグのボーンマスは「元イングランドU-21代表FWカラム・ウィルソンは、ストーク・シティ戦での負傷により右膝前十字靱帯を断裂した」と公式発表した。
これによってウィルソンは最低でも6ヶ月の離脱となり、早くても戻ってくるのは来年4月あたりとなる。
カラム・ウィルソンは1992年生まれの23歳。コヴェントリー・シティの下部組織出身で、リーグ・ワン(3部)で2013-14シーズンに21ゴールを記録してボーンマスに引き抜かれたストライカーである。
昨季は2部で20ゴールを決めてチームを昇格に導き、今季もスタートから6試合で5得点と絶好調だった。
しかし、先週末に行われたストーク・シティ戦では前半の早い時間帯で足を痛めてしまい、17分で交代を余儀なくされていた。
今季プレミアリーグに昇格したボーンマスは、わずか7試合を消化したところで既にタイロン・ミングス、マックス・グラデルの2名が前十字靱帯を断裂しており、これで早くも3人目である。
エディ・ハウ
(ボーンマス監督)
「カラムにとっては本当に残念なことだ。今シーズンは信じられないようなスタートを切っていた。
しかし、彼はより強く、より調子よくなって戻ってくると確信している。
カラムはこのような挫折によって動じるような個性の男ではない。長期的に考えればこれは良い経験になるだろう」