1日、2015シーズンのアルゼンチン国内リーグ第29節が行われ、1試合を残してボカ・ジュニオルスが優勝を果たした(ニュース記事はこちら)。

これが31度目のリーグ制覇となったボカ。アルゼンチンでは今年から1シーズン制となっており、新レギュレーションで迎える初の王者がボカになったわけだ。

そして、同リーグでの優勝はこの男にとって12年ぶりのことであった。

この夏ユヴェントスから古巣へと復帰したカルロス・テベスだ。

ユヴェントスでリーグ戦とカップ戦の二冠を達成し、CLでも決勝に進出するなど活躍したテベス。ヨーロッパのトップクラブでもまだまだやれる状態にあったが、自身がプロデビューを飾ったボカへと移籍を果たしていた。

シーズン途中の移籍であったことからアルゼンチンリーグでは後半戦からの参加となっていたが、12試合に出場し5得点をあげチームのリーグ優勝に貢献している。

さて、そんなテベスだが、今回のリーグ優勝を受けてあることが注目されている。

それは、ここ16ヵ月間でテベスが送ってきたハードすぎるスケジュールだ。

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