クラウディオ・ラニエリ監督のもとついにピザ会を催したレスターはいまだ好調だ。WBA戦では、リヤド・マフレズの2発とエースFWジェイミー・ヴァーディの追加点で3-2の逆転勝利を収めた。

リーグ3位に浮上した試合後、ラニエリ監督は「最後まで戦った。我々にはとても強固なキャラクターがあり、いいフットボールをした」などと語り、チームを讃えていた。

ただ、今季のレスターはニンジンぶら下げ作戦(ピザ)が必要なほど、90分間を無失点で凌ぐことがなかなか出来ていない。その一方で、こんなデータもあるようだ。

『Opta』によれば、レスターは今季ここまでのプレミアリーグ全試合で得点している唯一のチームだそう。今季11試合のスコアを振り返ってみよう。

第1節vsサンダーランド(○4-2)

第2節vsウェストハム(○2-1)

第3節vsトッテナム(△1-1)

第4節vsボーンマス(△1-1)

第5節vsアストン・ヴィラ(○3-2)

第6節vsストーク(△2-2)

第7節vsアーセナル(●2-5)

第8節vsノリッジ(○2-1)

第9節vsサウサンプトン(△2-2)

第10節vsクリスタル・パレス(○1-0)

第11節vsWBA(○3-2)

確かに全ての試合でゴールを奪っており、まだ一度もクリーンシートを喫していない。そして、ここまで23得点はマンチェスター・シティ(26)に次ぐリーグ2位の得点数だ。

スコアラーの内訳は、ヴァーディ11点、マフレズ7点、岡崎慎司&マーク・オルブライトン&リッチー・デ・ラート&ネイサン・ダイアー&ジェフ・シュルップがそれぞれ1点ずつ。

ちなみに、失点数は19で、下から6番目となっている。

レスターの次戦は7日に行われるホームでのワトフォード(11位)戦だ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介