9日、『Gazzetta dello Sport』jは「ローマの会長を務めているジェームズ・パロッタ氏は、『サポーターは何処にいる?』と話した」と報じた。

先週末に行われたローマ対ラツィオのダービーマッチは2-0で終了。結果としてローマは良い結果を手に入れたものの、この試合ではサポーターに関する問題があった。

両クラブの過激なサポーターの衝突を避けるため、地元当局や自治体からの要請によってスタジアムの一部を閉鎖し、隔離を行うことを発表していたのだ。

これに反対する両クラブのサポーターグループは観戦をボイコットし、チームが滞在したホテルの周辺に集まって抗議活動を行っていた。

そこで歌われていたのは『ジェームズ・パロッタは何処にいる!』というチャント。

これはローマの会長を務めているアメリカ人実業家ジェームズ・パロッタがこの試合に訪れていなかったことを揶揄するものだ。

しかし『Gazzetta dello Sport』の取材に応えたパロッタ氏は以下のように応え、むしろ彼らは私に感謝しなければならないとも話した。

ジェームズ・パロッタ
(ローマ会長)

「それらの主張に対しては、私はダービーが行われている間こう歌っていたと言うだろう。

『クルヴァ(ゴール裏)は何処にいる?』とね。

私はとても満足している。ローマは90分間チームとしてプレーした。クルヴァに対して言うならば、彼らは私がボストンにいること、新しいスタジアムの建設に向けて動いていることを思い出すべきだ。

おそらく、彼らは私に感謝することになるのではないか?」

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