17日にウェンブリーで行われた国際親善試合、イングランド対フランス戦。
この試合ではキックオフ前のフランス国歌斉唱の様子が大きな話題となり、スタジアムが一体となってフランスへの連帯の意思を示した。
フランスに対して終始敬意を表していたイングランドのファン。キックオフの笛が鳴ってもその姿勢は変わらなかった。
56分、ヨアン・キャバイとの交代でラサナ・ディアラが途中出場するためにタッチライン際に姿を見せると…
#Respect to Lassana Diarra who plays for France 5 days after his cousin Asta Diakite dies in the attacks. #EngvFra pic.twitter.com/SCGUN672A8
— #MGWV (@A_S_HUK) 2015, 11月 17
敵チームの選手でありながら、この拍手!
ラサナ・ディアラは今回のテロ事件で従姉妹を亡くしており、そんな彼を勇気づけるためにもウェンブリ―に訪れた7万1223人のサポーターが万雷の拍手で出迎えたのだ。そうした状況にありながらもこの試合に出場したそのメンタリティにリスペクトを表したともいえる。
英国『Mail Online』によれば、ウェンブリーのサポーターたちは拍手だけではなくスタンディングオベーションでラサナ・ディアラを出迎えていたようだ。サポーターもよくサッカーが分かっている。
ラサナ・ディアラのプレー動画はこちらから。