先週末、バルセロナはメスタージャでバレンシアと対戦した。
試合は1-1で終了しリーグ戦での連勝記録は「6」でストップしたものの、バレンシア相手に敵地での勝ち点1という結果は決して悲観するものではないはずだ。
さて、そんなこの試合でバルセロナに先制ゴールをもたらしたのは直近の8試合で12得点と絶好調のルイス・スアレスだった。
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メッシからのパスに抜け出し、ゴール右隅にシュートを突き刺したスアレス。
この時スアレスの前方にはGKハウメ・ドメネチュしかおらず、1対1のような状況であった。しかし、このゴールが生まれるにはある「駆け引き」があった。
このゴールを別のアングルから見てみよう。
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オフサイドのようにも見えるが、今回はその有無については触れない。
メッシからのパスに反応し、ゴールへと直進するスアレス。しかし、バレンシアDFアイマン・アブドゥヌールもすぐ後方につけており、スアレスがトラップしスピードを落とした瞬間に追いついて見せる。
並の選手であればここでボールを奪われてしまうのだが、スアレスは違った。
アブドゥヌールの気配にいち早く気付き、体の使い方だけでかわして見せるのだ。