4年ぶり3度目となるクラブ世界一に輝いたバルセロナ。UEFAチャンピオンズリーグ連覇という偉業をかけて、年明けにはアーセナルと決勝トーナメント1回戦を戦うことになる。

そんななか、イギリス人ジャーナリストのピアース・モーガン氏のツイートが話題になっている。

アーセナルの守護神であるペトル・チェフに、バルセロナで誰を最も恐れていたかを尋ねたという。それに対しチェフは笑顔で「イニエスタ」と答えたそう。

チェフは昨季まで所属していたチェルシーにおいて、何度もバルセロナと対戦している。チャンピオンズリーグでは、2004-05、2005-06、2008-09、2011-12シーズンに対決。

その対戦のなかで、アンドレス・イニエスタが決めたゴールはふたつ。おそらくそのうちのひとつは誰もが思い当るはずだ。

そう、2008-09シーズンの準決勝スタンフォード・ブリッジでの2ndレグ、後半アディショナルタイムに叩き込んだ起死回生の同点弾だ。この奇跡的ゴールによって決勝進出を果たしたバルサは、2005–06シーズン以来となる欧州制覇を果たしている。

一方、あと数秒で決勝進だったはずのチェルシーにとっては悪夢のようなシーンであった。笑みを浮かべながらイニエスタの名前を口にしたというチェフ、おそらくこのシーンが頭をよぎったはず…。

アーセナルとバルサとの対戦は2月23日にエミレーツ・スタジアムで1stレグ、3月16日にカンプ・ノウで2ndレグが行われる。

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