ドルトムントでプレーする香川真司はリーグのウィンターブレイクに合わせて帰国、つかの間の休息とはいかずに色んなイベントに参加しているようだ。

兵庫県で生まれたが、中学生よりサッカー留学しFCみやぎバルセロナでユース時代を過ごした香川、2005年の仙台カップでは東北選抜の一員として飛び級で出場した。

当時、私はこの仙台カップを取材していたのだが、清水秀彦監督が「みんな香川を見に来たんでしょう」と開口一番口に出したのを覚えている。

この日は、セレッソ大阪のスポンサーでもあるヤンマーの「アグリソリューションセンター仙台」クリスマスイベントに出演。いつものユニフォーム姿とは違うヤンマーの『プレミアムアグリカルチュラルウエア』に身を包んだ香川選手が、50台限定生産の特別仕様トラクター『YT5113』と共に登場した。香川は、「今の自分の土台を作ってくれた場所に戻って来られて本当に嬉しいですね!」と語った。

香川は仙台の少年少女に対して以下のようなコメントを残している。

香川真司
(ボルシア・ドルトムントMF)

「子供たちにはたくさんの夢や希望を持ってそれに向かって頑張ってほしいと思っていますし、今なお自分自身も夢に向かって努力を続けています。今日のようなイベントを通して、仙台から多くの子供たちが世界に羽ばたけるように、大きな目標を持って、日々頑張ってくれたら嬉しいですね!」

サッカーを通して復興支援をして行こうといったところだろうか。

このイベントで香川は、子供たちにクリスマスプレゼントを渡した。だが、子供たちにとって最高のクリスマス・プレゼントは香川と出会えたことではないだろうか?中にはあまりの嬉しさになかなかその場を離れない子供もチラホラ見受けることができた。

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