プレミアリーグ19節、ボーンマスを2-0で撃破したアーセナル。ヒーローになったのは、1ゴール1アシストの活躍を見せたメスト・エジルだった。
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2015, 12月 29
エジルは今季のリーグ戦において、3ゴール16アシストと圧巻のプレーを続けている。そんな彼について、アーセン・ヴェンゲル監督はかつてミュージシャンのようだと述べたことがある。
そして、この試合後には改めてエジルを絶賛していた。
アーセン・ヴェンゲル(アーセナル監督)
「私は何度も言ってきた。彼は彼のゲームに何かを加えると。それは能率的になるという欲求と、ゴールを決めるという欲求だ。
彼は完全にセンセーショナルなフットボールプレイヤーになった。彼のパフォーマンスがとてもとても嬉しい。
間違いなくヨーロッパにおいて最高のひとりだ。そのポジションにいる時、彼はセンセーショナルだ」
「(この試合は彼のベストパフォーマンスのひとつ?)
エジルのこういう試合は数回見てきた。
だが、大事なのは彼が全ての人間を納得させているということだ。彼が才能ある選手というだけでなく、常にチームのために働こうとし、ハードワークをする選手であるということで。
(これまでの彼のような選手がいたか?)
こういうクオリティはあまり見たことがない。ただ(そういう選手を持てた?)自分はかなりラッキーだ。
選手を比較することは好きではないが、彼は特別な選手だ。
君らは私を信頼すべきだと思うね。そのことについて君らが懐疑的だった時でさえ、私は自分の見解を守ったんだからね。
(欧州最高の選手か?)
数字とアシスト数を見てくれ。それが彼について物語っている。
(エジルはデニス・ベルカンプのよう…)
そうだね。ベルカンプのほうがよりゴールスコアラーだった。メストはよりアシスト(をする選手)だ。
だが、今はより得点を決める選手にもなっている。2人は本当に匹敵しているよ。
(彼に信頼を与えているものは?)
驚くべき技術力だね。私がとても楽しんでいるのは、パスのタイミングだ。
君が今ボールを出すべきだと思ったとする。そう考え終わる頃には、彼はすでにボールを出している。
彼は(歌う)歌が常に正しいトーンであるような人物だ。それは試合中に成し遂げるのが非常に難しいことだ。ピッチ上では決断を相当に速く下す必要があるからね。そして、常に正しいもの(決断)を得るのは簡単ではない」
またも音楽の話題を持ち出したヴェンゲル。常に正しいテンポでプレーし続ける一貫性についても高く評価しているようだ。