今年も、やっぱりやってきた――。

浦和レッズは6日、カザフスタン王者のアスタナからスロベニア代表DFブランコ・イリッチを獲得することを発表した。

[ブランコ・イリッチ選手 加入内定のお知らせ]FCアスタナ(カザフスタン)に所属しておりましたDFブランコ・イリッチ選手(32歳)が加入することで合意しましたので、お知らせいたします。■詳細はオフィシャルサイト「トップチームトピックス」にて→ http://goo.gl/10olHi
Posted by 浦和レッドダイヤモンズ on 2016年1月5日

近年、Jリーグの“当たり外国人”といえば外せない、スロベニア人選手。

古くはジェフユナイテッド市原(当時)のジェリコ・ミリノヴィッチや「浪速の板前」と呼ばれたガンバ大阪のアミール・カーリッチに始まり、近年もミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ、「ズラタン」ことズラタン・リュビヤンキッチが大活躍。昨年千葉に加入したネイツ・ペチュニクもすぐに中心選手となり、チームをJ1へ導くことこそできなかったものの大宮への移籍で“個人昇格”を果たしている。

彼らに共通するのは、現役代表ながら欧州を離れJリーグでのプレーを選択していることだ。

昨年11月のEURO2016出場をかけたプレーオフにも、ノヴァコヴィッチ、ズラタン、ペチュニクの3人が招集されたことは記憶に新しい(ウクライナに敗れ惜しくも本大会出場はならなかった)。この辺りはおそらく、代表チーム内で日本やJリーグに対するポジティブなイメージが伝えられているのだろう。

イリッチもこのプレーオフには招集されており、2試合ともにフル出場。スロベニア代表ではこれまで64試合出場1ゴールという立派なキャリアを築いている。

ちなみにイリッチは、浦和のズラタンと同じ1983年生まれ(32歳)。出身もともに首都リュブリャナだ。二人はアンダー世代の代表、さらにはクラブでも2004年から2007年にかけてドムジャレで一緒にプレーしており、今回の移籍に際して何らかのやり取りがあったことは想像に難くない。

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