『BBC』は「レアル・マドリーの新監督に就任したジネディーヌ・ジダン氏は、ペップ・グアルディオラ氏との比較を嫌った」と報じた。
現在では世界最高の監督の一人となったペップ・グアルディオラは、バルセロナのBチームから昇格して結果を残し、その後バイエルン・ミュンヘンへと進出していった。
同じようにジネディーヌ・ジダンも今回レアル・マドリーのトップチームを管理することになり、同じような道を歩むのではないかと期待されている。
しかし取材に対してジダン氏は以下のように語り、自分は誰かと比較することはないと答えた。
ジネディーヌ・ジダン
「(グアルディオラ氏について)
グアルディオラは素晴らしいコーチであり、彼がやっていることは非常に印象的なものだ。グアルディオラはグアルディオラだ。私は自分のベストを尽くすだけだ。
私は誰かと自分を比較することはない。選手時代にもそれをしたことはないし、これからもやることはない」
「(ベイルについて)
彼は驚異的な選手だ。私は彼が良いプレーをするために必要なサポートや愛を与えるつもりだ。
彼がラファ・ベニテスの解任を悲しんでいるのは知っている。何故なら彼にとって重要なコーチだったからね。
しかし、私は彼をラファ・ベニテスと同じように取り扱っていくだろう」
「(哲学について)
私は明確な目標を持っている。それに手が届くようにあらゆることをやっていくつもりだ。
ここではいいサッカーをすることは常に重要だ。そして私はそれを続けていく。攻撃的なサッカーをしなければならないし、バランスを取らなければいけない。それ以外の何物でもない。
勝利することは、このクラブにとって必要不可欠だ。目標は常にチャンピオンズリーグを勝つことであり、それを可能にするために努力していく」
「(チームの反応は?)
集中しているし、幸せに感じている。そして準備も出来ている。
私は良い感覚を受けている。しかし、監督というものは完全な準備が出来ない。特に、このレベルで管理をしたことがないコーチにとってはね。
私はモチベーションと希望を持っている。それら全てが私を助けてくれる」