新年早々、ライバルチームであるエスパニョールと立て続けに対戦したバルセロナ。

6日のコパ・デル・レイではリオネル・メッシが2ゴール2アシストと全4得点に絡む活躍を見せ4-1で勝利している。

まさにMVP級の働きぶりだったメッシだが、このゲームでは思わず唸る絶品スルーパスも通していた。

それがこちら。

4-1で迎えた後半アディショナルタイム、ピッチ中央でボールを受けルックアップしたメッシ。

前方にはアンドレス・イニエスタやイヴァン・ラキティッチが、逆サイドにはネイマールが一斉に走っていたのだが、メッシがまず見たのは中央を駆け上がるルイス・スアレスだった。

パスが出る瞬間の位置関係を見てみると…

黄色い丸がメッシ、赤い丸がスアレスである。

メッシのすぐ前にはエスパニョール選手がパスコースを限定しており、スアレスの近くにも2人の選手がついていた。パスコースはないかに思われたが、瞬時の判断と素早いキックによりボールはスアレスのもとへと繋がり、決定機となったのだった。

スアレスがコントロールを誤りゴールにはならなかったが、メッシのすべてを見せつけるかのようなシーンだった。

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