先週末、各地でFAカップが行われたイングランド。

フース・ヒディンクが監督に就任したチェルシーは、3部相当の「リーグ・ワン」に在籍するスカンソープ・ユナイテッドと対戦し、2-0で勝利し4回戦への進出を決めた。

ヒディンク就任以降、リーグ戦では全ての試合で先発していたチームキャプテンのジョン・テリーだったが、この試合ではベンチスタート。結局出場機会はなかったのだが、ナイスな心遣いを見せたのだそうだ。

英国『Mail Online』によれば試合後、テリーはスカンソープのドレッシングルームを訪れ、チェルシー選手たちとの交流の場を設けたという。

この試合でチェルシーは2-0で勝利したのだが、1-0で迎えた場面、ラミレスが自陣のペナルティエリア内でケフィン・ファン・フェーンを倒してしまったのだが、スカンソープにはPKが与えられなかったようだ。

この判定が勝負を大きく分けたようで、納得のいかないスカンソープ選手たちは試合後主審に詰め寄り抗議し、怒りを露わにしていたのだという。

そんな3部のスカンソープを見て、このような行動に出たのがテリーだ。

テリーは相手選手たちをチェルシーのロッカールームへと誘い、ユニフォームにサインしたのだという。3部リーグでプレーする選手たちにとって、チェルシーの選手たちと交流する機会はそうないはずだ。

さすがキャプテン、テリーの気の利いたアイディアだった。

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