19日、『Football Leaks』はFCポルトからマンチェスター・シティに移籍したフランス代表DFエリャキン・マンガラの契約書を掲載した。


サッカー界の公式文書をリークするサイトとして知られる『Football Leaks』では、信憑性はともかくとしてこれまでもいくつかの契約の内容が明かされてきた。

2014年8月にマンチェスター・シティへ移籍したマンガラの権利関係はかなり複雑なものになっていたといわれているが、それを裏付けるものとなっている。

金銭的なものに限定すれば、この際の契約内容はこうなっているようだ。

  • FCポルトはマンガラの権利を56.67%しか所有していなかった。33.33%をマルタの投資会社ドーイェン・スポーツ、10%をGmbHが保有していた。
  • マンチェスター・シティは、FCポルトに対しては総額3050万ユーロ(およそ38.7億円)を支払っている。
  • マンチェスター・シティは、マンガラの権利を全て獲得するために総額5380万ユーロ(およそ68.3億円)を支払っている。

イングランド・プレミアリーグではまだ絶対的な選手になりきれていないマンガラ。彼の価格は報道されていた(3180万ポンド=およそ53億円)よりも高額であったようで、やはり第3者が関わってくる選手の価値は上がってしまうようだ。

とくに彼の場合はエージェントがジョルジュ・メンデスのGestifuteであり、この(真偽の分からない)契約書を見るだけでも難しい交渉であったことが推測できる。

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