22日、イングランド・フットボールリーグチャンピオンシップ(2部)のイプスウィッチ・タウンは「オーストラリア代表FWトミー・オーとの契約を解除した」と公式発表した。
BREAKING: #itfc have today reluctantly agreed to terminate the contract of @TommyOar10 at the Australian's request. pic.twitter.com/RL0jjW1UFk
— Ipswich Town FC (@Official_ITFC) 2016, 1月 22
トミー・オーは1991年生まれの24歳。左サイドからの攻撃を得意とするウインガーで、かつては『NEXTハリー・キューウェル』とも期待された選手である。
2010年から所属したユトレヒトで活躍を見せたものの、昨季は継続的な出番に恵まれず、2015年夏にイングランドのイプスウィッチ・タウンに加入していた。
しかし前半戦ではわずか9試合の出場に留まり、イングランドでの生活にも馴染むことが出来なかったためにホームシックに罹ってしまったという。
オーストラリア代表で28試合に出場してきた彼であるが、24歳にしてオーストラリアに帰国したいという希望を抱いているとのことだ。
トミー・オー
「ここは素晴らしいクラブだし、マネージャーもスタッフも選手たちも温かく歓迎してくれた。イプスウィッチでのプレーも楽しんできたが、イングランドでの生活に馴染むのが難しいことが分かってきた。
僕は5~6年故郷から離れている。家族がクリスマスにやってきて、その時に僕はもう一度故郷に近づきたいという希望を抱いたんだ」
ミック・マッカーシー
(イプスウィッチ・タウン監督)
「トミーは私の元に来て、イングランドに馴染めなかったと話し、契約終了が可能かどうかを尋ねてきたんだ。
これは明らかに残念なことだ。我々は彼に大きな希望を抱いていた。練習では素晴らしいクオリティを見せていた。しかし、このクラブでプレーしたくない選手をここに留めておきたくはない」