26日、カタールで行われているAFC U-23選手権の準決勝が開催された。

ベスト3でオリンピック出場権が獲得出来るため、準決勝での勝利はそれを確定させるものになる。そこまであと1つと迫った日本は、イラクを相手に重要な戦いへと挑んだ。

15分辺りから徐々にイラクの守備に苦しめられるようにはなっていたが、26分に鈴木武蔵が左サイドの裏に抜け出して折り返し、久保裕也が合わせて先制点奪取に成功するという良い立ち上がりを見せた。

ところが、前半終了間際にコーナーキックから鈴木武蔵のヘッドがミスとなり、櫛引が2度決定的なピンチを防ぐも耐えきれず。サード・ナティークにヘディングを決められ、同点に追いつかれてしまった。

振り出しの状況に戻って迎えた後半は、日本にとってはかなり厳しい内容に。イラクはロングボールでラインを上げ、プレッシャーをかけてセカンドボールを支配してきた。

だが、その中でなんとか失点を逃れることに成功したのは大きなポイントとなった。

後半ロスタイム3分、原川力が素晴らしいミドルシュートを決めて土壇場でリードを奪う!

そして残りわずかの時間を耐え抜き、日本代表は6大会連続となるリオ五輪出場権を獲得することに成功した。また、カタールと韓国の勝者と戦うファイナルでは大きなタイトルを争うことになる。

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