『Afram』は「ザマレク前監督のアハマド・ホッサム“ミド”氏は、クラブが魔術師に依存していると話した」と報じた。
昨季エジプト・プレミアリーグを制覇したザマレクであるが、今季は一転波乱に満ちあふれたシーズンになっている。
開幕時には、前季限りで監督業からの引退を表明していたジェズアウド・フェレイラ氏を慰留してまで体制を継続させながら、11月に解任。その際は4位であった。
その後暫定政権を経て12月13日にブラジル人監督のパルコス・パケタ氏を雇い入れたが、1月4日に解任。
そして同時にアハマド・ホッサム”ミド”監督が招へいされたが、アル・アハリとのダービーマッチに敗れたことによって、彼も僅か37日で解雇されることになった。しかも、この際の順位は2位である。
自身の選手時代の古巣でもあるザマレクによって厳しい扱いを受けたミド監督。彼は『Al Hayat』の電話インタビューに以下のように答え、なんとクラブは怪しい魔術師に支配されていると語った。
アハマド・ホッサム”ミド”
「自分を育ててくれたクラブに対してこういうことを言うのは忍びない。
しかし、ムルタダ・マンスール会長は、昨季からシャイフ(イスラム教の指導者)を雇い入れている。あれは魔術師に見せかけた『詐欺師』だ。
シャイフは、試合ごとに7000エジプトポンド(およそ10.1万円)を受け取っているんだ」
マンスールは今季も色々頼んできた。バシーム・ムルシやマフムード・カハラバ、アハマド・ドゥワイダルをプレーさせるなとね。彼らがたぶらかされているとか言ってね」