負傷者が続出しているマンチェスター・ユナイテッド。

18日に行われたUEFAヨーロッパリーグのラウンド32、FCミッテュラン戦でも苦しい台所事情のなかルイス・ファン・ハール監督は11名の先発メンバーを選んだのだが、その中に聞きなれない選手がいた。

先週末のサンダーランド戦でトップチームデビューを飾ったばかりのドナルド・ラヴである。

ラヴは1994年12月2日生まれの21歳。イングランドのロッチデール出身で、7歳の頃からユナイテッドのアカデミーに在籍するスコットランド国籍の選手だ。

ユナイテッドは現在特に最終ラインの人員が不足しており、先週末に行われたサンダーランド戦ではマッテオ・ダルミアンが離脱。これによって右サイドバックを本職とする選手がいなくなり、U-21チームに在籍しているラヴがこの日のFCミッテュラン戦で先発起用されたのだ。

ドナルド・ラヴのスペルはDonald Love。そう、「愛」を意味するLoveがそのまま名前になっている。

ブラジル出身のストライカーにヴァグネル・ラヴ(Vágner Love)という名の選手がいるが、これはあくまで登録名。それだけに、英国圏出身の選手でLoveという名前の選手はあまり見ない気がする。

まだあどけなさの残る21歳。青い瞳はちょっとウェイン・ルーニーっぽい!

2002年にユナイテッドに加入したドナルド・ラヴ。英国『Mirror』は、この時トップチームを率いていたサー・アレックス・ファーガソンもラヴを視察していたと伝えている。

その後もユナイテッドのユースチームで頭角を現し、2013年にはU-21チームに昇格。そして先日、念願のトップチームデビューを果たしたのだ。

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