先週末に開幕した中国スーパーリーグで、全ゴールが外国人だったという話題は大きな反響があった。
自国選手の育成は大丈夫なのか?と思わずにはいられないが、その一方で国外に飛び出した若き中国人選手が結果を残したぞ。
6日に行われたオランダ・エールディビジの第26節ローダJC対フィテッセ。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム(90+1分)だった!
右サイドからのクロスを頭で合わせたのは、3分前(88分)に投入されたばかりのフィテッセFWチャン・ユーニン!
チャンは今年1月、杭州緑城からフィテッセに加入した19歳の中国人ストライカーだ。
杭州ではリーグ戦での出場こそなかったが、カップ戦でゴールを記録。また、U-17、20、23と各世代の代表で活躍し、1月に行われたAFC U-23選手権にも10代ながら全3試合に先発出場している。
フィテッセでは先月デビューを果たし、4試合目の出場で記録した初ゴールがチームを勝利に導く劇的な決勝弾となった。
なお、前々節のデ・フラーフスハプ戦で移籍後、初の退場を経験した太田宏介はこの試合から先発に復帰し、フル出場している。