『VG』は「元イングランド代表MFポール・インスは、最高の選手としてリヴァプール時代の同僚だったディフェンダーを選んだ」と報じた。
かつてウェストハム・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、リヴァプールなど多くのクラブでプレーし、イングランド代表としても53試合に出場したポール・インス。
ハードで情熱的なプレーで知られた選手で、一時期のプレミアリーグを代表する人物の一人でもあった。
マンチェスター・ユナイテッド時代にはロイ・キーンやエリック・カントナ、ブライアン・ロブソンと、代表ではアラン・シアラーなどとも同僚だった。
インテル時代にはもちろんロベルト・カルロスがいて、リヴァプールではスティーヴン・ジェラードやロビー・ファウラーと同じ釜の飯を食べている。
しかし、彼が選んだ「最高の選手」は非常に意外な人物であったようだ。
ポール・インス
「(ともにプレーした中で最高の選手は?)
スティグ・インゲ・ビョルンビーだ。アメージングだね。おそらく、私がこれまでプレーした中では最高の選手だ。
なぜなら、彼は心の中から沸き起こる原動力を持っていた。自分自身に対して疑問をぶつける能力があった。そして、常にハードワークする力を持っていた。
彼は最高のタレントではなかっただろうね。しかしながら、他の多くの選手が欠いているものを持っていた。勇気と態度というものをね」
ビョルンビーは元ノルウェー代表DFで、1992-2000年までリヴァプールに所属し139試合に出場した。
ちなみに、ポール・インスがこれを話したのはそのノルウェーでのイベント。リップサービスなのだろうか、それとも本音だろうか?