『Mirror』は「元フランス代表FWダヴィド・ジノラは、今季のトッテナムを賞賛した」と報じた。
1997年にニューカッスル・ユナイテッドからトッテナム・ホットスパーに加入し、2000年までプレーしていたジノラ。1999年にはリーグカップを制覇し、年間最優秀選手賞にも輝いた。
トッテナムにとっては非常に大きな存在のレジェンドであり、2008年にはクラブの殿堂入りを果たしている。
彼は今季の古巣が好調なパフォーマンスを見せていることに対して以下のように語り、他のクラブにとっても完璧な手本になるだろうと話した。
ダヴィド・ジノラ
「デル・アリは偉大な才能だ。しかし、それはただの1選手ではない。チームの中にあるものだ。
私の時は違っていたね。自分がトッテナムでプレーしていた時は、多くのファンはこう言っていた。『サンキュー、ダヴィド!』と。
しかし、我々はあらゆるものにおいて競争するためのチームを持っていなかったんだ。1999年のリーグカップを除いてね。
彼は非常に若く、それでいて成熟している。ピッチ上で多くの偉大なことをやってのけられる男だ。まるでプレミアリーグで10年もの経験を持っているように見えるほどにね。
それは素晴らしい。この頃の若い選手は本当に成熟しているね。20歳の段階でも、ほとんどの場合は何百もの試合を経験しているから」
「(今季のトッテナムを見てどうですか?)
今季のチームをこれまで見てきたが、とても良くなっているね。来季にどうなるか、あるいは過去の何かと比較せずにね。ポチェッティーノのために。
私は、彼が今後も残ってくれることを望んでいるんだ。なぜなら、他のクラブが彼を支持しているからだよ。賢明にお金を使っていく、という良い例になっている。そして、アカデミーの若いタレントをファーストチームに持ってくる。
最終的には、大きな偉業を達成するだろう。ポチェッティーノを保持できるかどうかは、ダニエル・レヴィ会長次第だね。
トッテナム・ホットスパーのサポーターとして、今シーズンは本当に素晴らしいものになっている。彼らが働かないとき、誰もが指摘をするものだ。
しかし、トッテナム・ホットスパーは今働いている。試合に勝利しているだけではない。彼らがそれを達成している方法についてもだ。
若い選手たちが混合されていることは素晴らしい。それは、より良い結果を得る方法を見出したいというプレミアリーグのクラブにとっては、パーフェクトなお手本になるだろう」