12日、エティハド・スタジアムではUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグ、マンチェスター・シティ対PSG戦が行われた。

先週開催された1stレグの結果は2-2のドロー。2点のアウェイゴールを奪ったシティが大きなリードを手にし、リターンマッチに挑んだ。

まずチャンスを手にしたのはシティ。

29分、セルジュ・オーリエのミスパスからGKケヴィン・トラップがセルヒオ・アグエロを倒してしまい、シティがPKを獲得する。

しかし、キッカーのアグエロはこれを失敗。絶好のチャンスを逃してしまう。

その後、PSGはズラタン・イブラヒモヴィッチのフリーキックなどでゴールを襲ったのだがこちらも得点することができず、試合は終盤まで0-0で進んだ。

すると76分、均衡が破れる。


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ガエル・クリシからのクロスボールをPSGがクリアできずフェルナンジーニョがボールを拾うと、エリアの外でフリーになっていたケヴィン・デ・ブライネへ。

するとデ・ブライネはエディソン・カバーニをかわしてボールを持ち運ぶと、ここからシュート!

ボールは鋭い回転がかかりながら右隅に吸い込まれ、シティが値千金の先制ゴールをあげた。

1stレグでもゴールをあげていたデ・ブライネ。シーズン終盤にしてようやく怪我から復帰した“100億円の男”が、再びその真価を見せつけた。

それにしても、いくらフリーだったとはいえ凄まじい軌道である…。あまりに無慈悲なコース、そしてスピードにGKトラップは反応することができず。デ・ブライネらしい、ボールに“意思”のようなものを感じるキックであった。

結局試合はこのまま終了し、アグリゲートスコア3-2でシティが勝利。マヌエル・ペジェグリーニ体制でのラストシーズンに、初めて準決勝に駒を進めた。

なお、一方のPSGは4シーズン連続で準々決勝での敗退となっている。

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