今季もハイパフォーマンスを続けている横浜F・マリノスの中村俊輔。

4日に行われた名古屋グランパス戦でも、世界を唸らせるその左足で決定機を演出した。

2-1で迎えた75、小林祐三からボールを受けた中村。

一瞬のフェイクで対峙していた名古屋DF高橋諒をかわしクロスボールを入れると、これが中澤佑二にドンピシャリ!

後方から走ってきた中澤は勢いあるヘディングで名古屋ゴールを脅かしたのだが、これはGK武田洋平に防がれてしまった。

高橋をハガし、クロスを入れる瞬間の位置関係はこうだ。中澤はペナルティエリア内のかなり後ろの方にポジショニングしている。

しかし中村としては、おそらくゴールエリア近辺に中澤が入ってくることが分かっていたのだろう。またGKがニアサイドにいたこともあり、高速のボールをファーサイドに蹴ったとも考えられる。いずれにしても、中村だからこそ蹴ることができる鋭いクロスであった。

なお、試合は3-1で名古屋が勝利。これで横浜FMはJ1で3連敗となり、順位を9位に落としている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」