柏レイソルは今年、ブラジル人のミルトン・メンデス体制でJ1の開幕を迎えた。

しかしメンデス監督は3試合未勝利に終わると、「家族の健康上の事情」を理由に突如退任しブラジルへ帰国。そのたった2週間後、サンタ・クルズの指揮官に就任することが発表され、日本のファンを驚かせた。

「家族はどうなったんや!」とツッコミたくなるところだが、柏は下平隆宏監督に代わって以降、一時期の不調が嘘のように急上昇しており、開幕直後の悪夢は既に過去のものとなりつつある。

ただ一方のミルトン・メンデス監督も、国内での評価が急上昇している。

11日、「ある選手が考えた「FKの守り方」が、予想の斜め上を行っていた…」という話題をお届けしたところ大変な反響があった。

実はこの試合はペルナンブッコ州選手権の決勝で、メンデス監督率いるサンタ・クルズがスポルチに2戦合計1-0で勝利し、見事に今年の州王者に輝いたのである。

また、メンデス監督はこの1週間前にも、

コパ・ノルデスチ(北東カップ)を制しており、就任から僅か1か月半の間に2つのタイトルを獲得していたのだ。

しかも、

「11試合6勝5分 敗戦はなし 14得点 2つのタイトル」

対戦相手のスタッフに頭突きを見舞うというトラブルもあったが、11試合を戦って未だ無敗と絶好調である。

下平監督になって大復活の柏、母国に戻って絶好調のメンデス監督、こんなにも両者にとって「Win-Win」なことがそうそうあるだろうか。

サンタ・クルズは今週末、ブラジル全国選手権1部の開幕を控える。2006年に2部へ降格して以降、一時は4部リーグまで転落してしまったが、昨季昇格を果たし、10年ぶりに1部の舞台で戦うことになる。

絶好調のメンデス体制で、果たしてどんな旋風を巻き起こしてくれるのか楽しみだ。