『Sky Sports』は、「コロッサル・スポーツ・マネージメントは、元イングランドU-17代表FWジェローム・シンクレアのワトフォード移籍が決定したと発表した」と報じた。
ジェローム・テレンス・シンクレアは1996年生まれの19歳。2011年にWBAからリヴァプールの下部組織に加入し、16歳と6日というクラブ史上最年少でデビューを果たした「天才」だった。
ところが、それからはなかなか出場機会を与えられず、ウィガン・アスレティックへのレンタル移籍でもチャンスが回ってこなかった。そして今季が契約の最終年度であった。
リヴァプールは彼に対して契約の延長を申し出ていたと言われているが、シンクレアはチャンスが乏しいチームを離れることを決意。
マーケットがまだ開いていない段階であるにもかかわらず、早くもワトフォードへの移籍を決めたとのことである。
ワトフォードは先日キケ・フローレス前監督の解任を発表するとともに、新たにイタリアからヴァルテル・マッツァーリ氏を迎えることを公式発表。
その新体制における最初の補強に、この段階で成功するという珍しい状況になっている。