フアン・アントニオ・ピッツィ体制になって以降、奮わないチリ。

連覇がかかるコパ・アメリカ・センテナリオでも初戦でアルゼンチンに点差以上の完敗を喫すると、ボリビア戦は2-1で勝利したが、後半アディショナルタイムの幸運なPK判定による薄氷の白星だった。

ただそんなチームにあって、エースのアレクシス・サンチェスは絶好調。

引き分け以上でグループ突破が決まる最終節のパナマ戦は、開始5分でよもやの先制ゴールを許すが、これで目が覚めたのか怒涛の攻撃を仕掛け、サンチェスの相棒エドゥアルド・バルガスの2得点で逆転。

そして後半、チームが不調の中でも気を吐き続けたサンチェスに、待望の大会初ゴールが生まれる!

相棒バルガスの浮き球のパスを、狙い澄ましてボレー!完璧にミートしたシュートはものの見事にネットへ突き刺さった。

サンチェスは1点を返された後の試合終盤にも、

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ホセ・ペドロ・フエンサリダのクロスを頭で合わせ、勝負を決める駄目押しゴール!

サンチェス&バルガスの活躍でチリが4-2で勝利。この後、ボリビアを一蹴し3連勝を飾ったアルゼンチンに次いで2位で決勝トーナメント進出を決めた。

昨年のコパ・アメリカ王者が調子を上げてきたようだ。

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