プレミアリーグがウインターブレイクの導入を検討しているという。英国『Sky Sports』など、複数メディアが伝えている。
Premier League winter break talks ongoing, says Richard Scudamore: https://t.co/czDvdOciud pic.twitter.com/1MEhfgfbk9
— Sky Sports Football (@SkyFootball) 2016年7月26日
欧州の主要リーグでは年末から年始にかけてウインターブレイクが導入されているのに対し、イングランドではシーズンを通して試合が行われている。
それどころか年末年始は過密スケジュールとなっており、選手のコンディションを心配する声があるだけでなく、プレミアリーグクラブが国際舞台で勝ち上がれない一つの要因としても指摘される。
ウインターブレイクについてはイングランド代表の新監督に就任したサム・アラダイスも導入について賛成しており、記者会見で「プレミアリーグや代表チームが国際レベルで戦う一助となるだろう」とコメントしていた。
これを受けてプレミアリーグの会長であるリチャード・スクダモアは、以下のように話したという。
リチャード・スクダモア(プレミアリーグ会長)
「我々はウインターブレイクに反対してはいない。
イングランドサッカー協会(FA)とフットボールリーグ(2部、3部、4部の統括組織)と協議している。カレンダーの統合についてね。
いつになるかは分からない。なぜなら、そういった交渉で妥協したくないからね。
しかし3つの主体が一つの解決策に着地したら、クラブやファン、その他全ての人たちと試験的に試すだろう」
スクダモア会長は「トライし、実現させようとする意欲はある」としながらも、「もしもこれが簡単なことであれば、すでに導入しているよ」と述べたという。