リオネル・メッシやアンドレアス・イニエスタなど、コパ・アメリカ・センテナリオやEURO2016に出場した主力選手がチームに合流しているバルセロナ。

新シーズンに向けいよいよ本格始動したわけだが、1日、2選手の放出を同時に発表している。

一人目は、DFマルティン・モントージャだ。

モントージャは1991年4月14日生まれの25歳。

バルセロナの下部組織出身で、スペインの世代別代表にも選ばれ続けてきたエリート右サイドバックだ。

スタミナと瞬発力を武器とし、オーバーラップからの鋭いクロスも得意とするモントージャ。リーガの一般的なクラブであればレギュラーを張れるだけの実力を持つのだが、これまでダニ・アウヴェスの牙城を崩すことができずなかなか出場の機会を掴むことができなかった。

昨シーズンはインテルとベティスにローン移籍しており、この夏所属元であるバルサへと復帰。しかしこのほど契約の解除が発表され、バレンシアがフリートランスファーで獲得を発表している。

二人目は、MFアレクサンドル・ソングだ。

ソングは1987年9月9日生まれの28歳。

ボディコンタクトに強く、ボールを奪うことに長けたボランチで、パスやドリブルも標準以上の能力を持つ。そのためバルセロナ加入前はアーせナルでもプレーしており、主力として活躍した。

そんなソングは2012年からバルセロナに在籍しているのだが、2014-15シーズンから2季にわたってウェストハムへとローン移籍をしていた。この夏バルセロナとの契約が解除され、フリーでルビン・カザンへの移籍が決定した。

なお、この夏バルセロナからの退団が決定した選手はこれで7人目。

サンドロ・ラミレスはマラガへ、ダニ・アウヴェスはユヴェントスへ、マルク・バルトラはドルトムントへ、アレン・ハリロヴィッチはハンブルガーSVへ、アドリアーノはベシクタシュへの移籍が決まっている。

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