リオ五輪のコロンビア代表FWテオフィロ・グティエレスが南米に復帰する。
6日、アルゼンチンのロサリオ・セントラルが同選手と契約合意に至ったことを発表した。
#BienvenidoTeo ¡@TeoG29 ya es Canalla! La Comisión Directiva anuncia la contratación del renombrado delantero. pic.twitter.com/mbQmdIOKah
— Rosario Central (@CARCoficial) 2016年8月6日
テオの愛称で知られるグティエレスは31歳。これまで国内やトルコ、アルゼンチン、メキシコ、ポルトガルなどで活躍し、2014年には南米最優秀選手に輝いた万能タイプのストライカーである。
コロンビア代表としても47試合15ゴールを記録しており、これまでコパ・アメリカに2度、2014年ワールドカップには負傷欠場となったファルカオの代役として「9番」を背負い出場している。
オーバーエイジとして参加している今回のリオ五輪では主将を任され、グループステージ初戦のスウェーデン戦で先制ゴールを決めた。
昨季はポルトガルのスポルティングで11ゴールとまずまずの成績を残したが、本日7日(日本時間8日午前)に行われる日本代表との第2戦を前に、アルゼンチンに復帰することになった。
新天地のロサリオ・セントラルは国内リーグで4度の優勝を誇る古豪。
南米屈指の過激なサポーターに支えられたクラブで、今年のコパ・リベルタドーレスで快進撃を見せた際にはQolyでも取り上げている。
ボカ、リーベル以上に熱く、“やばい”奴らが日本にやってくるかも? https://t.co/KG4clzLi9D pic.twitter.com/SliwEyF96L
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月15日
準々決勝で後に南米王者に輝くアトレティコ・ナシオナルに惜敗し無念の敗退となったが、今大会で鮮烈なインパクトを残したクラブの1つだった。
なお、契約はスポルティングから1年間のローンで、チームには大会終了後に合流する。