リオ五輪のコロンビア代表FWテオフィロ・グティエレスが南米に復帰する。

6日、アルゼンチンのロサリオ・セントラルが同選手と契約合意に至ったことを発表した。

テオの愛称で知られるグティエレスは31歳。これまで国内やトルコ、アルゼンチン、メキシコ、ポルトガルなどで活躍し、2014年には南米最優秀選手に輝いた万能タイプのストライカーである。

コロンビア代表としても47試合15ゴールを記録しており、これまでコパ・アメリカに2度、2014年ワールドカップには負傷欠場となったファルカオの代役として「9番」を背負い出場している。

オーバーエイジとして参加している今回のリオ五輪では主将を任され、グループステージ初戦のスウェーデン戦で先制ゴールを決めた。

昨季はポルトガルのスポルティングで11ゴールとまずまずの成績を残したが、本日7日(日本時間8日午前)に行われる日本代表との第2戦を前に、アルゼンチンに復帰することになった。

新天地のロサリオ・セントラルは国内リーグで4度の優勝を誇る古豪。

南米屈指の過激なサポーターに支えられたクラブで、今年のコパ・リベルタドーレスで快進撃を見せた際にはQolyでも取り上げている。

準々決勝で後に南米王者に輝くアトレティコ・ナシオナルに惜敗し無念の敗退となったが、今大会で鮮烈なインパクトを残したクラブの1つだった。

なお、契約はスポルティングから1年間のローンで、チームには大会終了後に合流する。

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