今季からリーグスポンサーも新たになったスペイン1部リーグ。先週、新シーズンが開幕を迎えた。
3連覇を目指すバルセロナに、覇権奪還を目指すレアル・マドリーとアトレティコ・マドリー。今季もこの3強の三つ巴の戦いになることだろう。
その3強が開幕戦ではどんなフォーメーションで戦っていたのかを見てみる。なお、それぞれEUROや五輪参加者、負傷者などがおりフルではない。また、清武弘嗣が加わったセビージャも取り上げてみたい。
セビージャvsエスパニョール(〇6-4)
ビエルサ信者ホルヘ・サンパオリが就任したセビージャ。超攻撃的サッカーを信奉するだけに、右利きのアタッカーであるビトーロを左サイドバックに配置するなどかなり特色が出ていた。
攻撃時にはCBの間にエンゾンジが落ちるような形になり、両SBがかなり高い位置をとる。また、ビトーロがトップのような位置に流れるなど前線は流動的。
案の定ビトーロの裏を突かれて失点するなどどう考えても無失点では凌げないというスタイルだ。だが、それ以上に得点をとればいいんだろ!!という失点上等スタイルでもあり見ている方はかなり楽しい。そのなかでも、気を使える技巧派レフティのバスケスがキーマンになりそう。
アトレティコvsアラベス(△1-1)
新加入FWガメイロの下に3人を置く様な形。前線にはグリーズマンやトーレス、アンヘル・コレアがいるほか実力者ガイタンも加わったため、バリエーションは増えそう。