北の巨人アメリカ代表は2日、2018年ワールドカップ・北中米カリブ海4次予選でカリブ海のセントビンセント・グレナディン諸島代表と対戦。

もし敗れるようなことがあれば首位浮上が厳しくなり、2位通過にも黄信号が灯る一戦だったが、ここまで4連敗で既に敗退が決まっている相手に攻撃陣が爆発し6-0と大勝した。

この試合には昨シーズン彗星の如く現れ、今やアメリカサッカー界の“希望”となっている17歳クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)も66分から途中出場。

71分、完璧なファーストタッチからチーム4点目のゴールを決めると、

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後半アディショナルタイムにもダメにダメを押す、鮮やかなシュートで2点目を決めた。

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プリシッチは5月のボリビア戦でアメリカ代表史上最年少得点記録を樹立したが、これがそれ以来となるゴール。アメリカサッカー協会のレポートによると、17歳349日での得点は、これまたワールドカップ予選での同代表史上最年少得点記録になったとのことだ。

コパ・アメリカ・センテナリオではチームが快進撃を進めた中でブレイクとまではいかなかったプリシッチ。しかし、チームを率いるユルゲン・クリンスマン監督はあどけなさの残る17歳の成功を確信しており、この試合で早くも「10」の背番号を与えている。

アメリカは今節グループ突破を決めることはできなかったが、2位を争うグアテマラとの得失点差が12と開いたため、事実上突破がほぼ確定。最終節は首位通過をかけ、トリニダード・トバゴと対戦する。

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