『BBC』は「イングランドサッカー協会(FA)は、サム・アラダイス代表監督の規則違反を調査している」と報じた。
これらの事件は『Telegraph』が仕掛けたおとり取材によって発覚したもの。アジア企業のビジネスマンに扮した記者がアラダイス氏と接触し、その言葉を引き出した。
記事によれば、4時間続いた会談の中で発された不適切な発言は以下の通りであるという。
・アラダイス監督は、2008年からイングランドで禁止されている選手の第三者保有について「逃れる方法はある」と提示し、地位を利用して40万ポンド(およそ5300万円)の取り引きにサインした
・ロイ・ホジソン前代表監督に対し、『彼はあまりに優柔不断だった』と話し、こき下ろす発言を行った
・ギャリー・ネヴィル元アシスタントコーチから「間違った影響があった」と発言し、FAも批判した
すでにFAはこの完全な映像を提供するよう『Telegraph』に要求しており、今後これらの状況を調査する予定となっている。
最悪の場合、まだ就任から2ヶ月しか経っていないにもかかわらず、規則違反でイングランド代表との契約が切られる可能性もあると伝えられている。