15日(土)に行われたルヴァンカップ決勝でガンバ大阪に勝利し、ミハイロ・ペトロヴィッチ体制では初のカップタイトルを手にした浦和レッズ。
悲願を成し遂げたチームのもとに、あの選手から祝福のメッセージが届いたようだ。
その選手とはレッズアカデミーで育ち、レッズから世界へと羽ばたいた原口元気だ。
この写真を紹介してくれたのは槙野智章。槙野は原口がトップチームに昇格した際に教育係を務めていたようで、その成長ぶりに思うことがあり、以下のようなコメントをキャプションに記している。
優勝してもう一つ嬉しい事があったよ。
電話やメールで「おめでとう」という連絡はくれた時に成長したな!っと思ったが…
ここまで出来るようになったとは、教育係として本当に嬉しいよ!!!
2012年に浦和に来て原口元気というヤンチャな選手の教育係になった。
サッカー選手としては最高の選手だった。
しかし、礼儀やあいさつなどはビックリするくらいできなかった。
そんな男が時間を重ねるとたくましく、強く変わっていった。
人前でスピーチをし、結婚もし、人にありがとうも言えるようになり、エレベーターの開くボタンも押せるようになり、先輩のご飯にも「ご馳走様になりました」まで言えるようになった。本当に嬉しかった。
今は日本を代表する選手までになった。
泣き虫元気が、ここまで大きくなった。
これを見て何人もの浦和に関わる人が胸を打たれたに違いない。
槙野にとっては、タイトルの獲得以上に嬉しい出来事となったようだ。