世界最大のフットボールクラブ運営シミュレーターとして知られている、『Football Manager』。
選手やフットボール関係者にも愛好者が多く、ゲーム上のデータが実際のスカウディングにも利用されるほどだ。
.@MailSport's @Jonny_Singer sunk 137 hours into the #FM17 beta. Think he quite liked it... Read his full review: https://t.co/ppX2aCajQ1 pic.twitter.com/GUUkrmhbMO
— Football Manager (@FootballManager) 2016年11月1日
あのアンドレ・ヴィラス=ボアスもチェルシーのスカウトだった時代に、『FM』を活用していたことを認めている。
そんななか、英紙『guardian』では同ゲームの裏事情について伝えていた。
とにかくリアルなデータに拘っている『FM』。当初のデータベースは選手4,000人+スタッフ(監督ら?)という規模だったが、今では70万人近いデータが揃えられているという。
70万人というのは、島根県の人口とほぼ同数だ。いやはや凄い…。(ちなみに、弊社Qolyのデータベースに登録されている選手は57,310人)。
そして、70万人分ものデータの能力を査定しているのは、世界各地に存在する地元のスカウトたちだ。
その数なんと1,300人!世界51か国に点在しているという。これはどんなビッグクラブさえも持っていない、世界最高規模のスカウト陣といえるはず…。
実際に現地で試合を観ているというローカルスカウトたちは、その選手がジブラルタルやグアテマラ出身だろうと、次にくるであろう逸材を誰よりも速く察知できるとのこと。そりゃリアルな人達もお世話になるわけだ…。