中山雅史が持つ「公式戦での連続ハットトリック記録」。
ジュビロ磐田に在籍していた1998年、中山はJリーグにおいて4試合連続ハットトリックを達成し、後にギネス記録として認定された。
そのレコードは15年以上にわたって破られずにいたのだが、このほど東欧で新しい記録が生まれたようだ。
記録を更新したのは、クロアチア東部の街ジャコヴォをホームタウンとするドラツィチェ・ジャコヴォのFWステパン・ルチャニッチだ。
The Guinness World Record for consecutive hat tricks has been broken https://t.co/Dk0wQJZNcr
— FOX Soccer (@FOXSoccer) 2016年11月8日
ルチャニッチは市のサッカーリーグで得点を量産しており、先日行われたドレンイェ・ズリンスキ戦でハットトリックを達成。これにより連続ハットトリック記録を「5」とし、中山が持っていた記録を上回った形だ。
ルチャニッチは11試合を終えた今季のリーグ戦ですでに20ゴールをあげており、1試合6得点やキックオフから12秒で得点を奪うなどとにかく大暴れ。そうした活躍もあり、チームは11試合を終え全勝で首位につけているという。
ギネス・ワールド・レコーズによって認定されれば、新しいギネス記録が誕生することになる。
なお、ドラツィチェ・ジャコヴォが所属するリーグはかなり実力差があるようで、記録を達成したドレンイェ・ズリンスキ戦のスコアは10-0であったという。そう考えれば、中山の記録はやはり凄い…。