ついにキックオフとなったワールドカップアジア最終予選の大一番、日本対サウジアラビア戦。

グループBで首位を走るサウジアラビアの監督は、かつてフェイエノールトを率いてUEFAカップを制し、2010年ワールドカップではオランダ代表を準優勝に導いたベルト・ファン・マルワイクだ。

そのことはテレビ中継でもしきりに紹介されているのだが、アシスタントコーチを務めているもサッカーファンにお馴染みのレジェンドであるのをご存知だろうか?

その人物とは…

マルク・ファン・ボメル!

ファン・ボメルといえば現役時代にPSVやバルセロナ、バイエルン、ミランなどでプレーし、数々のタイトルを手にしたMFだ。そのタックルは強烈で、PSV時代にはフェイエノール戦で小野伸二を負傷させたことで知られる。

そんなファン・ボメルは、実はファン・マルワイク監督の娘アンドラさんと結婚している。つまり、ファン・マルワイク監督は義理の父にあたる。

そうしたことが関係してか、2010年のワールドカップではオランダ代表の中心選手として活躍し、EURO2012ではチームのキャプテンにも任命されている。

ファン・ボメルは2013年に現役を引退し解説者などを務めていたようなのだが、ファン・マルワイクがサウジアラビア代表の監督に就任するとチームに入閣し、アシスタントコーチになったようだ。

すでにNHKのカメラがその姿をとらえており、ひょっとしたら試合中に抜かれる可能性もある。

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