クラブワールドカップ2016の決勝で、レアル・マドリーを苦しめた鹿島アントラーズ。

結局2-4で敗れ“クラブ世界一”の称号には及ばなかったものの、あのマドリーを本気にさせたという衝撃は大きい。

日本のみならず、世界中のサッカーファンが鹿島の奮闘に心を打たれたはずだ。

そんな鹿島といえば、Jリーグチャンピオンシップで準決勝からの出場となり、ここ1ヶ月はタイトなスケジュールが続いていた。

11月23日に行われた川崎フロンターレとの試合から数えて、この日のマドリー戦は7試合目。今週末には天皇杯の準々決勝も予定されており、1ヶ月間で8試合を行う見込みだ。

それでも、タイトルのかかった一戦を数多くこなしてきたことから、この1ヶ月間でしっかりとした賞金を手に入れた。

その内訳は以下の通り。

【J1 年間優勝】
・賞金1億円

【J1 年間勝点3位】
・賞金2000万円

【Jリーグチャンピオンシップ 準決勝勝利】
・賞金1500万円

【クラブワールドカップ 準優勝】
・賞金400万ドル(およそ4億7000万円)

【合計】
・賞金およそ6億500万円

クラブワールドカップの賞金は発表されていないため、英国『Mail Online』が伝えたものを参考としているが、その額なんと6億5000万円!

Jリーグが発表している「クラブ経営情報開示資料」によると、鹿島の2015年度の人件費は20億2300万円。つまり、その1/3ほどの額を鹿島はこの1ヶ月で獲得したことになる。また、6億5000万円というのは入場料収入(7億8000万円)にも近い額である。

なお、鹿島はJ1のファーストステージでも優勝しているため、これとは別に「ステージ優勝ボーナス」として賞金5000万円を獲得。

また、クラブワールドカップではフェアプレー賞に輝いており、2万5000ドル(およそ294万円)相当の小切手を手にしている。この賞金は、ユース育成を目的とした備品購入に使用できるという。

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