20日、オーストラリア・Aリーグ第16節のフライデーナイトマッチが行われ、シドニーFCが2-0でアデレード・ユナイテッドを破った。

序盤はやや苦戦したものの、後半に入ってから13分で元清水エスパルスのアレックス・ブロスクが先制点をゲット!

さらにその直後にもミロシュ・ニンコヴィッチが追加点を決め、2点のリードを守りきって勝利をあげた。

今季のAリーグを席巻しているシドニーFCは、これでなんと開幕から16試合で12勝4分けと無敗を維持。もちろんこれはリーグ記録である。昨年末にはやや調子を崩していたが、敗れたのはFFAカップのメルボルン・シティ戦だけだ。

しかも、16試合を終えての失点数はわずか7。1試合あたり0.43というとんでもない守備の堅さを見せているのだ。

チームを率いている元ベガルタ仙台のグラハム・アーノルド監督には欧州行きの噂もあったが、チームに残る方針を明らかにしており、今季は安泰だ。

他にも同じく仙台に所属していたGKダニー・ヴコヴィッチも活躍を見せており、新戦力の元ブラジル代表FWボボも7ゴールとすぐに結果を残している。

2位のメルボルン・ヴィクトリーとは既に8ポイントの差をつけており、レギュラーシーズン優勝の可能性はかなり高くなっている。

日本では充実した時間を過ごせなかったグラハム・アーノルド監督であるが、Aリーグ史上初の「無敗優勝」を達成して世界に名を轟かせられるか?

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