テベスが今年、公式戦で日本にやってくる機会は失われてしまった。

今週、AFCチャンピオンズリーグのプレーオフラウンドが各地で開催され、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス擁する中国の上海申花は8日、オーストラリアのブリスベン・ロアと対戦したが0-2で敗れた。

その結果、大会からの敗退が決まってしまったのだ。

昨年のスーパーリーグで4位に入り、プレーオフラウンドからの出場権を獲得した上海申花。

シーズン終了後、ウルグアイ人グスタボ・ポジェ監督を指揮官に迎えると、さらにボカ・ジュニオルスからテベスを世界最高額とも言われる年俸で獲得し、世界的な話題を集めた。

チームは先月2日から日本の沖縄県で始動しこの一戦に備えたが、テベスは新婚旅行やメディカルチェックなどの関係で合流が遅れ訪日せず。結果的にはそれが響いた形といえるだろう。

これがデビュー戦のテベスは元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マーティンスとの2トップで先発出場したが、コンディション不良は明らか。チームは開始わずか2分に先制点を献上すると、前半の間に追加点を許し、予選2回戦から勝ち上がってきた相手にそのままホームで完敗を喫した。

その結果、勝利したブリスベンが鹿島アントラーズが待つグループEに入ることに。テベス対鹿島の対戦は実現しなかった。

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