この冬、ウェストハムを離れマルセイユへと渡ったディミトリ・パイェット。
新チームでもフリーキッカーを務めており、ギャンガン戦では伝家の宝刀で初ゴールを奪って見せた。
そんなパイェットは先週末に行われたアンジェ戦にも先発出場。0-0で迎えた9分、ゴール正面30mほどの距離でフリーキックを獲得すると、ボールに近付くも意表を突いたプレーからゴールを演出した(「Youtubeで見る」からご覧ください)。
壁の枚数が少ないのに気付いたフローラン・トーヴァンがパイェットに耳打ちをすると、パイェットは左方向にちょこんとボールを出す。するとトーヴァンが長い距離の助走からミドルシュートを放ち、なんとこれがニアサイドのゴールネットにズドン!
パイェットという絶対的なフリーキッカーがいるからこそ可能となった見事なプレーだ。あまりに意外かつ完璧なトリックプレーに、アンジェのGKはほとんど反応することができなかった。シュートのコースも素晴らしい…。
試合は3-0でマルセイユが勝利。順位を5位にまで上げている。