15日に開幕した2017年シーズンのルヴァンカップ。

今季からはプレーオフステージが新たに導入され、決勝を除く全ての試合で21歳以下の選手を1名以上先発に含めなければならないなど、新たなレギュレーションが採用されている。

15日に行われたグループステージ第1節のなかで、最も劇的な展開になったのがサガン鳥栖対アルビレックス新潟戦だ。

試合は、鳥栖がリードしては新潟が追いつくという展開。1-1で迎えた90分に鳥栖が逆転するも、直後の90+1分に新潟がすぐさま再び同点に持ち込み、2-2のドローで終了した。

そんなこのゲームで新潟の2ゴールをあげたのは、元日本代表FW田中達也だった。

66分:田中 達也(1-1)

90+2分:田中 達也(2-2)

新潟での5シーズン目を送っている34歳の田中。

このゲームでは0-1とリードされ迎えた59分に加藤大との交代で途中出場を果たすと、すぐさま同点ゴールを奪い、試合終了間際にも値千金の得点をあげた。流石の決定力だ。

そんな田中は今季のJ1ですでに2ゴールをあげ、この日の結果により公式戦での得点数を早くも「4」とした。

しかし、驚くべきはその全てが途中出場であったということだ。